東京科学大学(Science Tokyo)は3月26日、大岡山キャンパス屋内運動場(体育館)で、2024年度学位記授与式(理工学系)を執り行いました。

昨年10月に誕生したScience Tokyoで初めて執り行われる今回の学位記授与式は、統合前のキャンパスで多くを学んだ卒業生・修了生に敬意を表し、旧・東京工業大学(理工学系)と旧・東京医科歯科大学(医歯学系)のそれぞれのキャンパスで挙行しました。
理工学系の学位記授与式は、11時から学士課程、14時から大学院課程を対象に挙行し、学長、理事長を含む役員や部局長、来賓が出席する中、学士課程1,009人が卒業し、大学院課程では修士課程1,593人、専門職学位課程35人、博士後期課程236人が修了し、総計2,873人(うち留学生312人)の卒業生・修了生を送り出しました。
田中雄二郎学長は式辞として「皆さんがこれから歩む人生100年時代には、スキルアップの機会がいくらでもあります。大学の名前が変わっても、「Science Tokyo」が母校であることに変わりはありません。本学は統合によって、より大きくなり、多様な見識を持つ仲間が増えました。これにより、新たな価値を創出し、これまで以上に社会に貢献するチャンスが広がっています。学び直しが必要となった時には、ぜひ母校に戻り、さらなる挑戦を続けてください。」と述べました。
また、大竹尚登理事長は祝辞として「変化をより良い方向に活用するチャンスが皆さんにはあります。既に舗装され、多くの人が歩んだ道を選び、目的地に到達するのか?それとも新しい風景や発見を目指して自分自身の道を切り拓くのか?今日からその選択は皆さんに委ねられています。皆さんが研究、キャリア、そして人生の中で成功する姿を見るのを楽しみにしています。」と述べました。


次に、学士課程の学位記授与式ではScience Tokyoの理工学系同窓会「一般社団法人蔵前工業会」の井戸清人理事長(1973年理学部 数学科卒業)が、大学院課程の学位記授与式では前村好士執行理事・事務局長(1984年理工学研究科 化学工学専攻修了)が来賓として祝辞を述べました。


来賓祝辞に続き、各系・各コース等の代表者に学位記が授与されました。また、学士課程では学生の勉学意欲の向上を図ることを目的として、学業成績および人物ともに優秀な学生(各系から1人)を顕彰する2024年度東京科学大学優秀学生賞の表彰も行われ、受賞者全員が田中学長から記念品を授与されました。
続いて、卒業生を代表して物質理工学院応用化学系の山中一輝さん(学士課程卒業)、修了生を代表して生命理工学院生命理工学系生命理工学コースの小野沙桃実さん(博士後期課程修了)が謝辞を述べました。


式の最後は、在学生を代表して環境・社会理工学院土木・環境工学系の滝澤亮太さん(学士課程)、工学院電気電子系電気電子コースのWU, Shengjiaさん(博士後期課程)が送辞を述べました。





卒業生、修了生ならびにご家族の皆さんのご健康とご活躍を心よりお祈りします。
なお、田中学長が述べた式辞および大竹理事長が述べた祝辞は下記のページからご覧いただけます。
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