Science Tokyoで磨かれる専門性は実に多彩。この場所で学ぶ学生たちもまた、十人十色の未来予想図を描いています。学びを糧に、一歩ずつ夢へと近づく日々。その先に描く「10年後」をのぞいてみましょう!
国境を越え、必要とする人に必要な医療を届ける
S・Sさん 医学部医学科 学士課程3年
10年前はアメリカで活躍するスポーツ選手を夢見ていました!
10年後は、開発途上国で医療現場の最前線に立っていたいと考えています。大学での貧富の格差に関する公衆衛生学的研究や、貧困解消を目的とするボランティアを通して、経済的な理由により適切な治療を受けられない人々が世界には数多く存在することを知り衝撃を受けました。下流での活動だけではなく上流において政策に訴えることの重要さを実感。世界規模での問題解消を目指し、WHOの職員としてより公平な医療政策を提供したいという夢を持ちました。現在はボランティアや研究を通して現場の実態に触れ、そこにおける問題点を分析することに注力しています。適切な医療を受けられず困っている人々に手を差し伸べられるよう、日々の勉学に励んでいきたいです。
建築士として生活を彩る空間を自分の手でつくりたい
O・Kさん 環境・社会理工学院 学士課程1年
10年前の夢は幼稚園の先生、薬剤師、パン屋さんなど。興味が尽きず、将来の夢もたくさんありました。
10年後の私は、一級建築士として構造設計に携わっていると思います。昔から好きな数学と物理に関連する仕事として、建築分野に興味を持ちました。建築は人々の生活に密接に関わるため、時代を問わず必要とされ続ける分野です。専門性を磨き続け技術を極められるという点からも、建築士は魅力的な職業だと思います。将来は自分で設計したマイホームで暮らすことが夢です。趣味に没頭しながら、お気に入りの家で過ごす日々を想像するとワクワクします。一級建築士として活躍する未来に向け、現在は基礎的な学力を身につけるべく努力を重ねています。
未来の医療を変える医系技官になる
B・Yさん 医学部医学科 学士課程1年
10年前の夢は教師。人に何かを教えること、小さい子どもたちが好きでした!
将来の夢である医系技官になるため、10年後は臨床医として経験を積み、医療の現状を肌で感じながら試行錯誤していると思います。中学生の頃、ドラマをきっかけにこの職業を知り、高校2年生の時に、「医療で人々の笑顔を守りたい」という強い想いから志しました。Science Tokyoを選んだ1番の理由は、医工連携を実践する上で1番の環境であると確信したからです。医療現場の課題解決のためには、工学分野との連携が必要不可欠です。デジタル技術で地域格差をなくすなど、医学と工学の力を合わせることで多くの医療課題を解決できると考えています。将来は医系技官として医工連携を進め、技術の導入や仕組みづくりを通し多くの生命を救いたいです。
化学の面白さを多くの人に伝える研究者に
S・Sさん 物質理工学院 学士課程1年
10年前の夢は発明家。世の中にない新しいモノを考えることが好きでした。
将来の夢は化学の面白さや有用性を多くの人に伝えられる研究者になること。大学院修了後も研究を続ける10年後の姿を想像しています。研究活動では壁にぶつかることもあるでしょう。それでも、小さな楽しみや幸せを大切にしながら毎日を過ごしていると思います。化学の面白さに気づいたのは高校1年生の時。身の回りの課題を化学の力で解決したい、例えば、再利用が困難な物質を循環させる技術を開発したいと考えるようになりました。夢の実現のため、現在は基礎分野の学習や教職課程の修得に力を入れています。
世界を舞台にまだ見ぬ未来を切り拓く
I・Yさん 工学院 学士課程1年
10年前の夢は小学校教員。なんでもできる先生に憧れていました。
10年後の自分は、海外でロボットエンジニアになっていると考えます。幼い頃から、アニメや映画に出てくるカッコいいロボットたちに憧れていました。中学生になって、自分の知らないことに満ち溢れている海外に興味を持つように。これらが合わさって、海外でロボットエンジニアとして活躍するという夢になりました。また、大学入学後は多様な出会いを経て、価値観の変化を実感しています。これをきっかけに今の目標がより洗練されたり、あるいは全く新しい形の夢に変化したりするかもしれません。その際は、柔軟に考えて、その時点で自分にとって最善の目標を選べるようにしたいです。
建築の力で人々の健康にアプローチしたい
Y・Nさん 環境・社会理工学院 学士課程1年
10年前の夢は音楽の先生、学芸員。芸術や人と関わる仕事に憧れていました!
10年後、私は人々の健康に貢献する建築家になっていたいと考えています。高校生の頃に地域の医療格差の問題を知り、誰でも、どこにいても健康的な生活を送ることができる社会を創造したいという夢を持ちました。地域の気候や災害リスクを考慮した防災建築や、音楽や美術と融合した安らぎを与える空間づくりなど、建築を通して身体的な安全と精神的な豊かさの両方を満たせる環境をつくりたいと考えています。これからは、他分野の研究から刺激を受けつつ夢を形にしていきたいです。