東京科学大学(Science Tokyo)公認サークル 東京科学大学CCCは、9月26日、「ぬいぐるみ病院」を大田区立清水窪小学校にて開催しました。
東京科学大学CCCは、医歯学系の学生を中心に、子どもたちに医療の面白さや大切さを知ってもらう活動「ぬいぐるみ病院」を行っています。参加した子どもたちは白衣と聴診器を身につけ、趣向を凝らした医療体験ができるブースをめぐりました。
これまでお茶の水祭や工大祭、ホームカミングデイなどのイベント出展に加え、幼稚園や保育園へ出向いて開催してきましたが、小学校での開催は今回が初となります。低学年、高学年別にプログラムを用意し、低学年の部には1~3年生の10人、高学年の部には3・4年生の4人が参加しました。子どもたちからは活発な質問があがるなど、熱心に医療体験に取り組む姿が見られました。
本イベントは、「おおたサイエンススクール」として科学教育に取り組む大田区立清水窪小学校が、地域学校協働本部(清水窪応援隊)とともに実施する「土曜わくわくスクール」(希望者を対象とした科学講座)の一環として開催されました。東京科学大学は、徒歩圏内にある清水窪小学校と連携し、児童に向けた科学教育に取り組んでおり、わくわくスクールへの協力や研究室訪問の受け入れ等を行っています。
「ぬいぐるみ病院」開催の様子
低学年の部では「薬局ブース」「デンタルステーション」「ナースステーション」の3つのブースが設置され、子どもたちは順にブースをめぐりました。
高学年の部では「救急ステーション」「産婦人科」「ドクターステーション」の3つのブースが設置されました。
東京科学大学CCCより
代表 今林双葉さん
小学校での医療体験企画は初めてでしたが、多くのご協力があり、無事終えることができました。
小学校に通う世代の子どもたちにも、もっと医療や健康を身近に感じてほしいという思いから開催校を探していた折、清水窪小学校での開催のお話をいただきました。
双方向の楽しい学びにできるか不安な気持ちもありましたが、イベントでは多くの子どもたちの笑顔見ることができました。また、興味を持って質問してくれたり、学んだことを言葉にしてくれたりなど、子どもたちなりの学びや気づきを得てくれたと感じる場面もありました。
学生側も子どもたちとの医療に関するコミュニケーションに関して、多くの学びがありました。
今後はより多くの子どもたちに医療や健康の大切さと面白さを届けるために、次回以降のイベント開催に向けて準備を進めたいと考えています。
大田区立清水窪小学校より
校長 志賀克哉氏
教材が秀逸で、医療従事者を体験できるというキャリア教育的な視点もあり、大変感銘を受けました。学生の皆さんが試行錯誤して作り上げてきたものだということが伝わってきます。楽しみながら医療や健康について学べるアイデアは本校にとっても大変参考になるものでした。
清水窪小学校は、「おおたサイエンススクール」となって16年目、文部科学省教育課程特例校として、教科「サイエンスコミュニケーション科・SC科」を特設してから14年目を迎えています。貴大学との連携により、大学関係者の皆様による「わくわくスクール」や研究室訪問を通して、子どもたちは最新の科学技術に触れたり、小学校では行えない高度な実験を体験することができており、「科学大好きな子どもを育てる」ことに大きな成果を得ています。
学生の皆さんが先生役となって子どもたちと関わってくださることの教育効果は高く、貴大学への憧れを抱くきっかけにもなっていると感じます。今後どのような連携ができるのか、ぜひ模索していきたいと考えております。