第51回工学院特別セミナー「資産価格バブルと経済成長」

資産価格バブルはなぜ生まれ、どのように経済に影響を与えるのでしょうか？資産価格バブルは、現代経済において繰り返し現れる重要な現象です。本講演では、マクロ経済学や成長理論、金融経済学の視点から、バブルと経済成長との関係を理論的に捉え分析を行います。バブルを単なる異常現象としてではなく、経済過程の一部として理解する手がかりを提供します。特にジャン・ティロール（1985）の有名な論文「Asset Bubbles and Overlapping Generations」を再検討し、均衡の存在・一意性・長期的な挙動を解析し、閉形式の解を導きます。
経済学を学ぶ学生や研究者はもちろん、政策関係者や経済に関心を持つ一般の方にも有益な内容です。
皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

講師：アレクシス・アキラ・トダ (エモリー大学 経済学部 教授)
論題：Asset Prices with Overlapping Generations and Capital Accumulation: Tirole (1985) Revisited (with Ngoc-Sang Pham)

2013年 イェール大学 経済学部 博士号取得
2013～2019年 カリフォルニア大学サンディエゴ校 経済学部 准教授
2019～2024年 カリフォルニア大学サンディエゴ校 経済学部 助教
2024年～ エモリー大学 経済学部 教授

東京科学大学 工学院

• 第51回工学院特別セミナー「資産価格バブルと経済成長」（PDF）

• 大岡山西地区 22 西9号館

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