東京科学大学、初の記者懇談会を開催

2025年11月14日 公開

東京科学大学(Science Tokyo)は、11月4日に湯島キャンパスで統合後初めてとなる「東京科学大学記者懇談会」を開催しました。

本懇談会は、統合から1年を迎えたScience Tokyoの教育・研究活動の現状および将来構想について、新聞・テレビ・雑誌などのメディア関係者に、対話を通じて本学の教育・研究活動への理解を深めていただくことを目的として企画されました。

前半の講演では、冒頭に大竹尚登理事長より、この1年間の歩みやVisionary Initiatives(VI:ビジョナリーイニシアティブ)、医工融合研究、そして今後の将来構想についての説明がありました。続いて田中雄二郎学長が、本学の特徴的な教育・研究・国際連携の取り組みについて紹介しました。

大竹理事長による講演
田中学長による講演

さらに、本学が推進するビジョン駆動型融合研究体制「Visionary Initiatives(VI)」について、プログラム・ディレクターの石川文彦教授をはじめ、黒田公美教授、関根康人教授が、それぞれの領域における活動内容と展望を語りました。

石川教授
黒田教授

また、医学科・歯学科・人間医療科学技術コースの学生7人が登壇し、キャンパスライフの様子と、今後の本学への期待について述べました。

キャンパスライフと今後の本学への期待について述べる学生

後半の懇親会では、VIのパネル展示や国際医工共創研究院の吉田宗一郎准教授によるARグラスの研究紹介が行われました。教職員・学生とメディア関係者との活発な交流が展開され、記者からは「最新バージョンのARグラスを実際に体験できて面白かった」「一般の学生の話を聞く機会は貴重」「プログラム・ディレクターの先生方との対話は刺激的だった」「理事長や学長だけでなく役員にも話を聞けて有益だった」といった声が寄せられ、メディア関係者とのつながりを一層深める機会となりました。また、参加した理事からは「メディアがどのような切り口で本学に関心を持つかを直接対話でき、理解が進んだ」「非常に勉強になった」との意見があり、双方にとって有意義な場となりました。

ARグラスを記者に紹介する吉田准教授(右)
VIのパネル前で記者と談笑する関根教授
懇親会の司会を務める山本佳世子理事(社会連携担当)

本学では今後も、社会との対話を重視した広報活動を継続し、Science Tokyoの取り組みを幅広く社会に発信してまいります。

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