「アーティストとアートを体験するセミナー2026春」を開催

2026年5月29日 公開

東京科学大学(Science Tokyo)学生支援センター未来人材育成支援室は5月20日、「アーティストとアートを体験するセミナー2026春」を横浜キャンパスで開催しました。

このセミナーは、学生が芸術からインスピレーションを得て自分の創造的な表現を身につけることを目的として、春と秋の年2回実施しています。セミナーは英語・日本語の併用で行われ、多様な背景を持つ17人(留学生6人、日本人学生11人)の学生たちが集い、アートを楽しみました。

今回のセミナーのテーマは「色彩の力/ヴァシリ・カンディンスキー」。カンディンスキーの生涯や作品例から色彩が持つ力を講義形式で学んだ後、参加者自身が鉛筆や水彩絵の具を使って表現する実習を行いました。

講師は、Science Tokyoで非常勤講師を務める画家・詩人のツーゼ・マイヤー(Zuse Meyer)氏です。マイヤー氏はベルリン国立芸術大学出身で、現在はベルリンと東京を拠点に創作活動を行うとともに、独創的なアートワークショップ、アートスクールを主宰しています。

ツーゼ・マイヤー氏

講義

ヨーロッパで最も革新的かつ創造的な芸術家の一人であるカンディンスキーが残した言葉を英語と日本語で引用し、投影された作品を見ながら、その生涯、そして彼の形や色に対する新しい観点がどのように20世紀の芸術に影響を与えたかを学びました。

レクチャー

実習

今回のセミナーでは3回の描写実習を行いました。参加者が描いている間、講師のマイヤー氏は、それぞれの絵に丁寧なコメントをし、和やかな雰囲気の中でセミナーは進みました。

1. 鉛筆を使って一筆書きで描く

説明を聞いた後、まずはスクリーンに映しだされた絵を見ながら鉛筆を使って画用紙に一筆書きで描きました。

実習について説明するマイヤー氏
スクリーンの絵を見ながら一筆書きに取り組む参加者

2. 水彩絵の具で描く

次の課題は絵具を使って描くことですが、やはりスクリーン上の絵を見ながら、色についてはその絵から得たインスピレーションに従って独自の表現をするよう促されました。同じ絵を見て描いていても実際に生み出される作品にはそれぞれの個性が表れています。

色を使って描く
水彩画作品

3.利き手ではないほうの手で描く

最後は、利き手ではない手を使って描くことです。普段使わないほうの手を使うことにより、頭で考えることを超えて自分の感性に正直に描くことが目的です。

左手で絵を描く
左手で絵を描く

参加した学生の声

  • 先生のキャラクターが素晴らしく、また参加したいと思った。
  • 他の人の見え方がとても面白かった。 自分の作品も、自分から出てくる物なのに面白かった。
  • いろいろな作品を作ることができて楽しかった。普段の勉強の息抜きができて、リラックスできた。
  • 自分で絵を描く機会は少ないので、楽しかった。
  • 教育的な講義と実際に手を動かす実習のバランスが良かった。講師が動き回ってアドバイスをし、参加者と交流してくれてありがたかった。他の参加者の作品を見るのも楽しかった。よく練られた企画であると感じ、楽しい体験になった。
描いた絵を持ち、マイヤー氏を囲んで記念撮影

次回の「アーティストとアートを体験するセミナー」は11月に大岡山キャンパスにて行う予定です。

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お問い合わせ

大岡山学生支援センター 未来人材育成支援室

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