「高等教育の修学支援新制度」のさらなる追加受付を行うことになりました。
(※)このお知らせより前に大学からメールで手順のご案内が届いている方は、その案内に基づき手続きをお願いします
「高等教育の修学支援新制度」
……学士課程向け授業料減免に関する制度。扶養される子どもが3名以上のいわゆる多子世帯の無償化の支援も含みます
大まかな要件
以下の1~5のすべてに当てはまる方(可能性含む)は、支援される可能性があるため、最後まで読んでください。
※あくまで大まかな要件です。
1.
国籍と在留資格に関する要件
日本国籍または外国籍で在留資格が永住者/定住者/日本人の配偶者/永住者の配偶者等/家族滞在のいずれかの方(定住者・家族滞在の方は別途要件追加があります)
2.
大学等への入学時期に関する要件
3浪をしていない(例えば、25Bの学生なら高校卒業は2023年3月以降であればOK)状態であり、かつ、過去にJASSO給付奨学生の身分を持ったことがない人。なお、高専等から編入学をされた方や高卒認定を経ての入学の方は別要件となりますのでお問合せください。
3.
世帯の大まかな要件
(1)または(2)に該当する場合。(2)は 2024 年 1 月 1 日以降に新たに出生した子どもがいる場合、その人を含めた時に 3 名以上であれば、2023 年 12 月 31 日時点では子ども 2 名以下であっても、支援対象になる可能性があります
4.
資産基準
生計維持者と学生の預貯金等の合計資産額が、上記の3において(1)の場合は5,000万円未満、(2)の場合は3億円未満
5.
学業基準
医歯学系でいうと「進級ができなかった」、理工学系でいうと、「2年目春に系所属ができなかった」や、「4年目に研究室所属(特定課題研究所属)ができなかった」という「留年状態」を経験していない方(休学があった場合や傷病等の事由があった場合はこの限りではありません。また、学業基準はこのほかにも申請時点や採用後に複数設定されていますが、まずはこの点が重要となります)(在籍月数(休学期間はカウントしない)が修業年限を超えている場合は、傷病等の事由があっても申請資格がありません)
上記の1~5に当てはまる方は、「高等教育の修学支援新制度(多子世帯の無償化含む)」制度という、授業料等減免を主とする経済支援制度の支援が受けられる可能性があります。
本制度は既に多くの方にお申込みいただいていて、最初のステップを締め切っているところですが、文部科学省からの要請によりさらに追加受付を行うことと致しました。
本来はこの制度は締切が厳守される手続きが多く、当初も、春の在学採用の最初のステップの締切後はお受付けできないご案内をしていたところです。しかし、文部科学省からも申請機会の確保を求める通達があったことから、春の追加受付を行うことになりました。
この制度は、申込手続以降、採用決定後も定期的に必要な手続きがあります。手続きを行わないことにより支援を受けられない原因となりますので、ご注意ください。
申請方法・手順(スケジュール)
(この制度への申請ではJASSO給付奨学金を申請いただきます)
(申請だけでも<ステップ1-1>から<ステップ4-2>まで細かく、行うべき手続きがあります)
支援が受けられる可能性がある方は、
【5/31(土)までに】学生ご自身によりすべての手続きを完了させてください。
(※)手続きが期限内に完了しない可能性がある場合は、5月中に下記記載の担当(問合わせフォーム)まで必ずご一報ください。受付できるように個別に別途調整します
(※)文部科学省のHPには「6月」という表現がありますが、6月に初めて手続きを開始すると手続きが完了しない可能性があるため、このような整理とさせていただきます
(※)6月に入って初めて申請の相談をされる場合、可能な限り柔軟に対応しますが、手続きが完了できない可能性が高いことをご承知おきください
<ステップ0> 授業料の扱いについて以下を読んでご了承ください。
◆理工学系(理学院、工学院、物質理工学院、情報理工学院、生命理工学院、環境・社会理工学院に所属)の学生のうち、経理課から払込取扱票を窓口で受取、郵便局で納付するよう連絡があった方
→経理課からの案内によらず、払込取扱票を受け取る必要はありません。また既に払込取扱票を受け取った方も含めて、結果が出るまでは払込は行わないようお願いします。
◆医歯学系(医学部または歯学部に所属)の学生のうち、経理課から振込を行うよう連絡があった方
→経理課からの案内によらず、結果が出るまでは振込は行わないようお願いします。
◆所属問わず、授業料振替口座の登録を完了済みの方
→5/27(火)に、いったん引落しが行われます。後日、採用となった場合には該当金額を還付いたします。
(※)本来の申請スケジュールでは、判定が出るまでは授業料納付は猶予される仕組みでしたが、システムの仕組み上、今回手続き開始の方は、原則登録している口座からいったん引落しが発生します(一部の方で、学生支援課より「引落しがされない」旨を、別途ご連絡している方を除きます)。
(※)納付・引落しがされた場合も、申請・審査・判定で支援対象になった場合は、結果通知時に還付のご案内を差し上げます。
<ステップ1-1>と<ステップ1-2> フォーム入力し、メモをする
<ステップ1-1>次のフォームの入力をしてください。数分で完了します。
<ステップ1-2>ユーザーIDとPWが表示されますのでメモをしてください
<ステップ2-1> 「奨学金確認書兼地方税同意書」のセットを入手
「奨学金確認書兼地方税同意書」のセット(黄緑色の封筒)を大岡山キャンパスまたは湯島キャンパスで入手してください。ステップ3とステップ4-1で必要です。
・大岡山キャンパス……Taki Plaza 1階
・湯島キャンパス…… 5号館3階
<ステップ2-2> 学生と親のマイナンバー情報をメモする
生計維持者2名と学生ご本人の分のマイナンバーの番号を準備してください。ステップ3で必要です。番号さえわかればカードそのものは無くても大丈夫です。
(離婚・死別等でひとり親世帯の場合は、生計維持者はその世帯の1名の方のみで大丈夫です)
<ステップ3> スカラネット入力
以下のリンク先の「スカラネット」の申請入力について、給付奨学金を申請して完了してください
(貸与奨学金も同時に申込が可能です)
「奨学金の新規申込・進学届の提出」→「在学採用の申込」→「大学等」
→「識別番号入力」 でステップ1-2のユーザーIDとPW →「あなたはどの課程で奨学金を受けたいですか」は「大学」を選択
→2.は「(1)定期採用(1次又は2次 給付奨学金・貸与奨学金)」を選択します。
具体的な入力は次の「スカラネット入力例」をご覧ください。
<ステップ4-1> 「奨学金確認書兼地方税同意書」を郵送
ステップ2-2で入手した「奨学金確認書兼地方税同意書のセット」の中身を学生ご本人と生計維持者により記入・書類を添付し、封筒内に入っている専用の長3封筒に入れて、郵便局で簡易書留で郵送してください。
<ステップ4-2> 大学へ書類を提出(このステップに限り6/2まで可)
(このステップは、事前にご一報いただかなくても6/2(月)提出でも大丈夫です)
次のページの中の、「【申請要領】高等教育の修学支援新制度-給付奨学金・授業料減免(2025年度・春の在学採用)」(緑色のボタン)をご覧ください。
3ページ目「6.提出書類」の書類を大学窓口に提出してください。
大学の提出先は同じく申請要領内の2ページ目の「5.書類提出先」に記載されています。
制度の詳細
制度における細かい基準はこちらのページからもご確認いただけます。
問合わせ先
担当:学生支援課経済支援グループ、湯島学生支援室学生支援総括グループ
お問合せは上記フォームからお問合せください。