返還
日本学生支援機構(JASSO)の貸与型奨学金の返還について掲載しています。
日本学生支援機構(JASSO)の貸与奨学金は貸与終了後に返還が必要です。
このページでは貸与終了を迎える方が行うべきことや、大学院第一種奨学生が貸与終了年度に申込可能な返還免除、貸与終了後に関することをご案内します。
貸与終了を迎える方・迎えた方へ
貸与された奨学金は、卒業・退学後、所定の期間内に返還(返済)しなければなりません。返還方法は、月賦返還又は月賦・半年賦併用返還のいずれかを選択して、口座振替(リレー口座)により返還する必要があります。
貸与終了者向け案内
令和7年度に満期終了する方向けの資料を掲載します。今後の返還や手続き、経済的に困難となった場合の救済制度等について説明がありますので必ずお読みください。
掲載準備中(2025年11月掲載予定)
奨学金返還支援制度
地方公共団体によっては、奨学金返還支援制度を設けているところがあります。
詳細は日本学生支援機構のページを参照してください。
特に優れた業績による返還免除
大学院で第一種奨学金の貸与を受けた学生であって、貸与期間中に特に優れた業績を挙げた者として日本学生支援機構が認定した人を対象に、その奨学金の全額または半額を返還免除する制度です。
申請受付は当該課程における貸与期間終了時(所属課程の修了年度と完全に同一ではない点にご注意ください)の年度の冬です。
なお、大学院生を対象とした教育・研究職返還免除制度は、平成16年度採用者から廃止となっています(現在の「教師になった者を対象とした返還免除制度(修士課程)」はまた別の制度です)。
令和7年度 特に優れた業績をあげた大学院生に対する返還免除申請について
申請要領は掲載準備中です。
(2025年12月下旬掲載予定)
「特に優れた業績による返還免除」には重複制限があります
令和5年度以降に大学院博士後期課程において第一種奨学生として採用され、科学技術振興機構(JST)助成事業で実施されるプログラムに採用された場合、返還免除内定者であるか否かにかかわらずその課程においては日本学生支援機構の「特に優れた業績による返還免除制度」の対象外となります(令和4年以前に第一種奨学生となった者(奨学生番号622以前)は申請可能です)。
本学における科学技術振興機構(JST)助成事業は、次のリンクをご確認ください。
(関連リンク)本学における科学技術振興機構(JST)助成事業
※本学における科学技術振興機構(JST)助成事業には、旧プログラム(「高度人材育成博士フェローシップ」、「殻を破るぞ! 越境型理工系博士人材育成プロジェクト」「TMDU卓越大学院生制度(Ⅰ)・(Ⅱ)」)採用者も含みます。
教師になった者を対象とした返還免除制度(修士課程)
教職大学院を修了し、教職大学院修了の翌年度から正規教員となった方および教職大学院以外の大学院(修士・専門職)に在籍し、特定の要件に該当した上で大学院を修了し大学院修了の翌年度から正規教員となった方を対象に日本学生支援機構の第一種奨学金が返還免除される制度が創設されました(本学においては、令和7年度以降、教師になる人から制度の対象です)。
この返還免除に申請する場合も、特に優れた業績による返還免除への申請手続きとなります。
(関連リンク)「特に優れた業績による返還免除」のJASSOページ
返還の猶予・返還が困難になった場合
貸与終了後の在学猶予の手続きや、卒業・修了・退学後のJASSOへの手続きなどの説明です。
在学猶予願・在学猶予期間短縮願
貸与期間終了後も大学・大学院等に在学する場合は、スカラネット・パーソナルから「在学猶予願」を提出することで、在学中の奨学金の返還が猶予されます。返還期限が猶予された後、早期卒業・退学等により予定した卒業期の変更があった場合は、スカラネット・パーソナルから「在学猶予期間短縮願」を直ちに提出してください。
在学届を提出しない場合は、貸与終了月の翌月から7ヵ月後に返還が始まります。
スカラネット・パーソナルから在学猶予願が提出できない場合は、リレー口座に未加入の可能性があります。リレー口座に未加入の場合は、必ず加入してから手続きしてください。
「在学猶予願」を提出(入力)する際に必要となる学校番号等は、現在の課程・所属によって異なります。こちらに掲載しますのでご活用ください。
| 現在在籍中の課程 | 在籍中の所属(学部・研究科・学院)に対応した学校番号とコード |
|---|---|
| 学士課程 |
理学院、工学院、物質理工学院、情報理工学院、生命理工学院、環境・社会理工学院 → 104009-01 医学部、歯学部 → 104009-03 |
| 大学院課程 |
理学院、工学院、物質理工学院、情報理工学院、環境・社会理工学院 → 104009-01 生命理工学院 → 104009-02 医歯学総合研究科、保健衛生学研究科 → 104009-03 |
|
学校名 (カタカナ) |
トウキヨウカガク (※)ダイガクは入力しない (※)「ヨ」は大文字 |
|---|---|
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学校名 (漢字) |
東京科学 (※)「大学」は入力しない (※)東京工業大学、東京医科歯科大学在学中に貸与した場合も、学校名は東京科学と入力してください |
卒業・修了・退学後に返還が困難になった場合
経済困難、失業、傷病、災害など返還できない事情が生じた場合、返還月額の減額又は返還期限の猶予といった救済制度があります。
※返還総額は、在学猶予制度、返還期限猶予制度及び減額返還制度のいずれも変わりません。
返還できない状態のまま手続きを怠ると返還の催促を受けますので注意してください。
奨学金制度の一般的内容や卒業(退学)後の返還の問い合わせはJASSO奨学金相談センターにお願いします。
返還を待ってもらう(返還期限猶予)
災害、傷病、経済困難、失業などの返還困難な事情が生じた場合は、手続きを行った上で一定期間の返還猶予を受けられることがあります。
具体的な条件や詳細はJASSOのWebページにてご確認ください。
月々の返還額を少なくする(減額返還制度)
減額返還制度は、災害、傷病、その他経済的理由により奨学金の返還が困難な方の中で、当初約束した割賦金を減額すれば返還可能である方を対象としています。
一定期間、当初約束した返還月額を減額して、減額返還適用期間に応じた分の返還期間を延長します。毎月の返還額を減額するため、無理なく返還を続けることができます。
具体的な条件や詳細はJASSOのWebページにてご確認ください。
死亡又は精神若しくは身体の障害による返還免除
「本人が死亡」、「精神又は身体の障害」により返還ができなくなったときは、願出により返還未済額の全部又は一部の返還を免除することができる制度があります。詳細はJASSOのWebページにてご確認ください。
(参考)旧大学のWebページ
旧大学のWebページのリンクです
お問い合わせ
学生支援課経済支援グループ、湯島学生支援室学生支援総括グループ
JASSO奨学金問い合わせフォーム